わりと面白かったです。伊坂幸太郎は、『ゴールデンスランバー』が最高傑作だと思うし、選考辞退しなければあれで直木賞獲っただろうとも思ってますけど、まあそういうところは置いといて、『オー!ファーザー』は面白い小説だった。
で、思いついた後ここに書こうかどうか凄く迷ったんだけど結局書いちゃうと、これをP3Pのキャラでやると凄く萌えると思う。母親がハム子で、父親四人がガキさんと肉先輩と天田くんと望月くん。となると息子はキタローか。発想がすげえオタ臭いというか、なんというか、いや、違うな。こう、俺のなかで明らかに「ナシ」だったところの堤防が決壊したというか、これを書いた瞬間になにか確実に大切なものを失ってしまった感がありますが、人生というのはいずれにせよ失う旅なのでしょう。きっと。
「でも、葵さんなんて、自分もしょっちゅう、二股とかけていたんじゃないの?」由紀夫は箸をゆらっと振って、ひじきの煮つけに狙いを定める。「だから、母さんに男の影があるんだったら、気づきそうなものだけどね」
「失礼だな。でもまあ、確かに一度、疑ったことはあった」葵が思い出したかのように、うなずいた。「二股かけてないか、って質問した」
「その時、知代さん、何て答えたんだよ」鷹が訪ねる。
「爽やかな笑顔で、『わたし、絶対に二股はかけてないから』って言った」
「四股だったんだからな」悟が呆れたように、顔をしかめる。
「嘘ではなかったわけだ」勲がうなずく。「はじめてそのことを打ち明けてきた時も、『どう? 驚いた?』なんて知代は目を輝かせていた」と悟が言うと、他の三人も、そうそう、とうなずき、「ああいう時の彼女はやたら可愛いんだよな」と、のろけているようにも、やけくそになっているようにも感じられる台詞を発した。
人類の九分九厘には耐えがたい発想であろうと思われますが、しかし俺はいずれ「P3P "オー!ファーザー"」の検索ワードでここへ辿り着く人間が現れて、pixivにそんなような絵をあげた上でここのコメント欄にぺたりことURLを貼っていく……そんな日がくるのを願ってやまないのです。
オーバー。


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