ときメモは2しかやったことがないっていう希少人種だったんだけど、いや、これ面白いなあ。
キャラクタは多彩でボリュームがありインターフェースは洗練されシステムはよく練られていてダウンロード版1800円税込(七月から値下げ実施した)。なんだそれ無敵か。なにかコマンド入力しちゃってるのか。
ゲーム的には毎週コマンド選択して能力上げつつたまにデートもして女の子と仲良くなっていく……というベースラインはもちろん変わってないものの、毎学期一度だけ経験点を消費して習得できる「特技」とか、金を払って買う「消費アイテム」や「装備品」といったシステムがプレイスタイルに幅を持たせてる。
特に甚大な影響があるのが「特技」で、パラメータやパラメータ上昇に補正をかけるもの、好感度が上がりやすくなるもの、逆に他人から嫌われなくなるもの(いわゆる「爆弾」回避)など能力が非常に多彩。なんだけど、これが習得したもののなかから装備できるのは六つだけになっている。このために取捨選択にも頭を悩ますことになってこの葛藤が非常に面白い。上手く使えば人間関係の火消しに右往左往する必要もなくなるし、体調管理や能力上昇も相当ラクになる。
一度に装備できるのは六つまでだけど、(経験点を消費して)一度習得した特技は次回プレイ時に少し楽に習得できるようになっているので、やればやるほどプレイからストレスが消えていく。結果としてのめり込む。
ストレスと言えば、ゲーム内時間三年分もプレイすると同じテキストが流れることも多いんだけど、スキップがかなり早いせいでその辺りも苦にならない。
いやー、よくできてるわ。とりあえず二人クリアしたけど、この時点でもう値段分のモトはとった気でさえいる。二人目にクリアした噂のヤンデレがよかったせいもあるけど。
探せば同じことは百万回くらい言われてそうだが、彼女に関してはヤンデレって属性を採用したことが凄いんじゃなくて、ヤンデレに対してプレイヤが感じる「恐怖」をシステムを利用して持ってきてる辺りが凄いよなあ。女の子の情報とお小遣いが貰えないだけで人間はこんなに閉塞感を感じるのか……。あとバイノーラル録音無双過ぎ。いずれもゲームでしか表現しえないところで、こういうのをプレイすると「ゲームっていい媒体だよな……」ってじーんときちゃいますよ。きちゃいますよ!
コストパフォーマンスがアホほどいいので、PSP持っててジャンルに抵抗がないなら是非やっておくべき傑作と思う。ただ、個人的にキャラは2のほうが好きかな。えっと、2をこのシステムでリメイクしたりとかは……うん……、無理か……! 売れないか……!

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