で、活動再開記念だかなんだか、角川から出た『Novel ACT1』って雑誌っぽい体裁の書籍にインタビューが出てた。これ千六百円と値が結構するのと、あと表紙にどーんとでてる心霊探偵八雲特集に毛ほども興味がないんで買おうかどうか迷った……けど結局買っちまったぜ。へへへ。
元長柾木とか海猫沢めろんとか十文字青が書いてるし、なにより『居酒屋トーク「滝本さん、今まで何やってたんですか?」』が気になって仕方がなかった。まあ、読んだら「何やってたんですか?」って疑問が「何やってんですか!」に変わっただけだったけど。
それを……その自我を消滅させていくために、ひたすら瞑想をしていたってことなんですね。まさにその、瞑想というのは自我を消していくための手段なんですね。そしてその、古来小説だけじゃなく、あらゆるジャンルの道、剣道とかね、空手道とか、芸術、絵とかでもそうなんですけど、なんか表現するとか何かの技が上手になっていくというのは、どれだけこう、自我を消していくということだと思うんですよ。
※しばし沈黙……
そんな感じですね。昔みたいにのびのび書けるようになるためには、一度なんかこう自分だと思っているものが死ぬ必要があるというか、本当に消滅する必要があると。一回リセットというか、透明な存在に。でもそれは、努力でできることじゃないんですよ。なぜかっていうと、努力というのはエゴであること、自我であることだから。自分の意志で何をやっても、エゴを強化することに他ならないわけであって、エゴを本当に消すというのは、努力とは逆の何もしないということが必要なんですね? 何もしないっていうのは何かと言うと、それは瞑想ということになる。何もしないでいると、ああしなきゃ、こうしなきゃという不安がすっごく湧いてくるんですけど、どれだけ不安とかが湧いてきても、何もしない。(太字は引用者)
なんか、何もやってなかったらしいです。
読んでてこんなに不安になる文章もなかなかないだろ、ってくらい不安になる。載ってる小説も書きかけのボツ原稿三編なんだぜ……。

