公式(開幕電波ソング注意)。トロフィーコンプまで12時間くらい。
紅莉栖、萌郁、ルカ子、鈴羽のシナリオは結構難なデキだった。「ヒロインの困難を主人公が協力して解決する」という、いわゆるギャルゲフォーマットに則って書かれていて、そこから一歩も外に出ずしかも球速もへろへろ。オチが毎度読めるのはまあ別にいいとしても(よかあないが)、そのオチへ持っていくまでに立ちふさがる困難が全部誰かしらのうっかり、という話まであるのはいったいなんの冗談だ、と。
終盤に主人公がいい台詞で説教→感銘を受けたヒロインにフラグ立つ、みたいな流れが出てくるに至っては血涙モノで、「ち、違うよ! 俺が見たかったのはこんなんじゃないよ!」――と、はて、じゃあ俺は何が見たかったのか?
いや、覚悟はしていた。購入を決めた時から、ファンディスクのシナリオが話として本編に比肩しうる可能性なんて度外視していた。キャラが可愛ければいい、と思っていた。そして今作でもキャラはわりと可愛い。シナリオ全体はへろへろでも、一ネタ一ネタに関しては面白い部分もあったし、オカリンに心を許していくヒロインたちが可愛くない訳がない。助手大好き。しかしなんか違う。俺の心は震えない。なんでか?
答えはまゆりシナリオにあった、と思う。
もー、プレイしている間、とにかくまゆりが可愛くて可愛くて仕方がなくて、「あ、俺、別に助手が好きって訳じゃなかったのか」と気づかされた。ついでにいうと、別にまゆりが好きな訳でもない。何いってんだ、と思われるかもしれないがそういうもんなんです。
これは俺の個人的感想なので「俺が」と枕を置くべきなのかも知れないが、いや、あえて「俺たちが」と置いて言わせて貰うが、つまり、
俺 た ち が 好 き な の は オ カ リ ン な ん だ よ !!!!!
(昔講談社にいた編集者の顔で)
他が「ヒロインの問題に対してオカリンが協力する」というフォーマットなのに対して、今作の真のヒロインであるまゆりだけが「オカリンとまゆりの物語」になっている。
つまり、そう、これだよ。俺が本編の助手が好きだったのは、あのオカリンの孤独な戦いの中で、助手だけが唯一の理解者で、よりどころだったからなんだよ。
あのね、違うの。「助手とちゅっちゅしてキャッキャウフフするところがみたいよー!」と俺が思っていたのは、それは要は「助手がデレデレしてるところがみたい」という意味ではないの。「オカリンが幸せになっているところがみたいよ!」っていう、そういう意味だったんですよ! だったんですよ!(鼻の穴を広げながら)
という訳で、超満足(クールダウン)。
まゆりのことが大事で、大事で、大事で仕方がないそんなオカリンにげへへへへへと笑いながらプレイしました。
システム的にも結構なブラッシュアップが図られていて、なかなかプレイしやすくなっている(新着のTipsが見られるようになってたり、メールの分岐図が見られたりとかね)。まゆりシナリオのフラグがすげえわかりにくい(二時間くらい探した)が本編の紅莉栖もこんなもんだったか。本編やって、キャラが好きなら是非プレイしていい。
シャイニングフィンガーとか、バイト戦士がかなり可愛いです。ダルは氏ねっ!(笑顔で)